AWS を活用したランサムウェア対策ソリューション

AWS を活用したバックアップ感染チェックによる
安全なランサムウェア対策ソリューション

ランサムウェア被害が深刻化する中、バックアップがあっても復旧に長時間を要し、さらにバックアップ自体が汚染されるケースも増えています。これを解決するための弊社ソリューション事例をご紹介いたします。

導入の背景

  1. ランサムウェア被害の急増
     ・昨今、企業へのランサムウェア攻撃が増加し、被害規模も深刻化。
     ・サーバー暗号化や業務停止など、ビジネス継続に大きな影響を与えるケースが増えている。
  2. バックアップがあっても復旧に時間がかかる事例が増加
     ・「バックアップがあるから復旧できるはず」という従来の前提が崩れている。
     ・実際には、復旧作業に数日~数週間かかる企業が多数発生。
  3. バックアップデータ自体がマルウェア感染しているリスク
     ・感染が発覚した時点で、既にバックアップ世代にもマルウェアが混入していることが多い。
     ・復元しようとしたバックアップが「すでに汚染されており、使えなかった」という事例もある。

ご提供サービスの内容

1.ご要件確認、設計
2.バックアップ構築(AWS BackUp)
3.復元・スキャン・コピーの制御(Lambda)
4.EBS、S3オブジェクトのマルウェアスキャン(GuardDuty)
5.スキャン結果の記録(CloudWatch Logs)
6.異常検知の統合管理(Security Hub)

その他の設計・構築サービスはこちら

導入の効果

  1. 安全なバックアップデータだけを復旧に利用できる
     ・AWS Backup取得時にマルウェアチェック。
     ・マルウェアが混入していない「安全な世代」を自動で判別できる。
  2. 復旧作業の時間を大幅に短縮
     ・感染の有無の確認作業を自動化し、従来のように複数世代を手作業でチェックする必要がない。
     ・結果として、業務再開までの時間が大幅に短くなる。
  3. 企業のBCP/DR(事業継続/災害復旧)対策を強化
     ・“安全な復元ポイントを確実に確保できる” バックアップ運用が実現。
     ・サイバー攻撃に対する復元力(レジリエンス)が向上し、経営リスクが低減。